約 70,235 件
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/6.html
千歳「提督、何かお飲みになりますか?」 提督「千歳たんのおっぱい」 千歳「きゃっ、何するんですか! 悪ふざけはやめてください!」 千代田「あれ、提督何してるの?」
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/505.html
172 名前:提督×磯波[sage] 投稿日:2014/07/25(金) 12 53 35 ID ZBan1xk2 [2/11] 唐突に投下。前スレ提督×吹雪1-147避の続きのようなもの。設定も引き継ぎます 吹雪ちゃんじゃなくてごめんね 「…」 「…」 提督は今、深夜までずれ込んだ幕僚との会議から帰還し、執務室に入ろうとドアを開けたそのままの姿勢で動けなくなっていた。 固まっているのは、執務室にある来客用のソファで、何か白い布状のものを抱いて妙な格好で座っている艦娘―磯波も同じだった。 駆逐艦娘、磯波。吹雪と同型の艦娘で、吹雪より更に目立たなくて大人しい娘である。 やや引っ込み思案で余りにも我を出さないのが欠点といえば欠点だが、この鎮守府では最古参級の艦娘であり、吹雪と同じく重要な戦力として昔からこの鎮守府を支えていた。 その磯波が、提督の執務室で、明かりも付けず、提督の足音に気づかないほど何かに耽っている。 「ぁ…あ、の…ぁ…」 蚊の鳴くような声を漏らしてはいるが、それは全く言葉としての体を為していない。 予想外の事態に体が動かなくなっているのは明らかだった。 艦娘は、命令遂行をスムーズにする目的で、「提督に好意を抱くよう」調整され建造される。 提督としてここに赴く際に、渡された資料に記されていた文章である。 加えて、艦娘は戦闘によるストレスを、性的欲求の形に変えて貯めこむこと。 練度が高ければ高くなるほど、その欲求は強くなること。 親しい間柄の艦娘がいればお互いで発散することもできるが、そうでない艦娘は自分で自分を慰めることしか出来ないこと。 …それが、彼の最初の艦娘・吹雪から聞かされた、艦娘の隠された事実だった。 それを知らなかった数日前までの彼なら目の前の光景を理解できずにパニックに陥っていただろう。 しかし今の彼には、磯波がこの執務室で行っていた行為がどういうものなのか、容易に察することが出来た。 小さく深呼吸した彼は、部屋に入る動きを再開させる。 「! っあ、の、これ、は、」 「磯波。君はそこで何をしているのかな?」 「ゎ、た、しは、っ、そ…の…っ」 「何をしているのか、と尋ねているんだが」 ぶるぶると震えながら、言葉にならない言葉を繰り返す磯波。さらに歩み寄ると、彼には状況がより正確に把握できた。 セーラー服のような普段の艦娘制服を肌蹴た磯波は、見慣れた彼の軍服を掻き抱いてソファに座り、 軍服の袖を持った右手をM字に立てられた脚の中央に伸ばしたまま、身体を硬直させていた。 羞恥と恐怖がない混ぜになって磯波を支配しているのは明らかであり、その姿は怯える小動物を連想させた。 その姿とこの異様な事態に、普段の彼では考えられないない感情と欲求… すなわちもっと虐めたい、辱めてみたいという下劣な欲望をむくむくと膨らませていた。 「見た所それは私の服のようだが、何をしていたのかな」 「…っ …ぁ…っ ぁ…」 「ふむ…私には、君が私の服で自慰をしていたように見えるのだが…違うかい?」 「~~~~ッ!!」 朱の差していた磯波の顔がさらに紅潮し、俯いたまま身体を縮みこませ、黙りこんでしまう。 期待した通りの反応に、異常なまでに興奮しているのを彼自身も自覚していた。 「さて、困ったことだね、磯波」 「…ぃ」 「ん?」 「…さい、提督、ごめんな、さい、すみません、提督…っ」 ポロポロと涙をこぼしながら、嗚咽の混ざったぎりぎり聞き取れる声で謝罪を繰り返す磯波。 「磯波、君は何に対して謝っているんだい?」 「…たし、て、とく、で、 …らしい、こと、を、そうぞうして、… ました…っ ごめんな、さいっ…」 「何だ、そんなことか。そういうことなら謝る必要はないぞ」 「…? あ…っ」 涙と鼻水の跡がついた顔を上げる磯波の頭を撫でてやりながら、提督はできるだけ優しい声で話しかける。 「君たち艦娘は、練度を上げるほどそういう欲求を強めていくと聞いた。 私の仕事は艦娘たちを率いて、深海棲艦を駆逐することだ。 当然、その仕事には戦力の全てである君たち艦娘をケアすることも含まれているんだよ。 掲示板にもそういう旨の知らせを貼り出していたのだが…気付かなかったかな?」 「い…いえ…っ で、も、提督に、は、吹雪ちゃん、が、わたしなん、て、そんな…」 「ふむ…これは、そういう話ではないんだよ。君だって、吹雪と同じように立派に役目を果たしている艦娘なんだ。 君が苦しんでいるなら、それを解消するのも私の仕事なのだから、遠慮する必要はない」 「で…では…っ、困ったことと、いうのは…?」 「君がここに来てこんなことをしてしまうまで我慢していたことを察せなかった、私の鈍さのことだよ」 「…」 驚いたように目を丸くして私を見つめる磯波。 袖のところに濃い染みができてしまっている自身の服を一瞥し、しかし、と彼は言葉を続ける。 「明日私が着る上着が汚れてしまったな。 そんないやらしい臭いのする服では、仕事をすることが出来ない。その点は君の失態だよ、磯波」 「…っ は、い…すみま、せん…」 「罰として、そうだな…磯波にはもうちょっと恥ずかしい思いをしてもらおうかな」 「ふぇ…?」 提督は磯波の隣に腰を下ろし、ことさら優しく語りかける。 「ここで、さっきの行為の続きをしたまえ」 「~~~!?」 「ん?どうした?」 「そ、そんな…恥ずかしいです…」 「そりゃあそうだ、恥ずかしくないと罰にならないじゃないか。 別に難しいコトじゃ無い。いつもやっているように、さっきの続きをスるだけでいいんだ」 「でも…わ、私…」 「磯波?これは磯波が私の服を汚してしまった罰なんだよ。 君は拒否できる立場じゃないんだ。わかるかい?」 「はい…」 「では、始めなさい」 「…」 観念したかのようにソファに座り直し、右手を股間に持っていく磯波。 スカートの中に手を突っ込み、下着の上から秘裂を撫でるように、なぞるように指を這わせている。 「… ぅ …っは 、ん… ぁ …っ」 (あ、れ…? いつも、より、敏感になってる…さっきまで、シてた、から?) 弄られる陰部はすぐにムズムズとした性感を送り出し、口からは微かにだがもう甘い喘ぎが漏れだしている。 手馴れた行為のはずなのに、何故か興奮はいつもの何倍にもなっていた。 それは先程まで弄っていたからか、それとも… 「はぁっ… んん…っ … ふ、ぁぅ… は っく、んん…っ」 (だめぇ…提督が、見てるのに…っ 見られてっ、ああ、指が止まらないっ…) 提督の目を気にしていたのも最初だけで、磯波の手の動きはどんどん大胆になっていく。 撫でていた手が性器全体の肉を下着ごと揉みしだくようになり、特に中指は一段深くショーツのクロッチ部分を抉っている。 衣擦れのような微かなしゅ、しゅという音は次第に粘質な水音に取って代わり、静謐な執務室に磯波の控えめな囀りとにちゃねちゃという卑猥な音だけが響く。 「っくふぅ、あうう…ふあ、ああっ、ひんっ…! っあ、うううっ…」 (ああ…ダメ、下着の上からじゃ、ぜんぜん、もどかしくて…っ) 布越しの刺激に物足りなくなった磯波は、ためらいなく下腹部からショーツの中に手を滑り込ませ ちゅくっちゅくと自らの性感帯を思う存分弄り始めた。 普段目立たなく大人しい艦娘が、愛液の大きな染みが出来た下着に手を突っ込み蕩けた顔で喘ぐ様は 提督をも異常な興奮に駆り立てていく。 「磯波、それじゃあ見えないよ。下着を脱ぎなさい」 「はぁっ、は、はぃ…」 「そう…もっと足を広げて、私に見せるんだ」 尻の方までベトベトになったショーツからもどかしげに片足を抜き、膝を折ったその姿勢のまま股を大きく開いて自らの秘部を露出させる。 快楽により羞恥心がすっかり麻痺してしまった磯波は、己の欲望のまま続きを始める。 「磯波は結構毛が濃い方なんだね…もうグショグショに濡れてて、おまんこに張り付いちゃってるけど」 磯波の陰部は駆逐艦にしては発達しており、髪の毛同様の黒い陰毛が控えめではあるが恥丘とクリトリスの周囲を半分程度覆っている。 その陰毛も、愛液でべっとりと濡れ、淫らな光沢を放っている。 肉色に色づいた小陰唇もワレメからはみ出しており、更に性的興奮で充血しぷっくり膨れて開き、 大切な最奥―ヒクヒクと蠢いている膣口を曝け出している。 周りの肉襞もやや複雑な形状をしており、既に男を誘い込む器官として完成しつつあった。 「愛液もトロトロこぼれてる。磯波のは濃い方なのかな?下に垂れるときに糸を引いてるね。 磯波のいやらしい臭いがすごいよ」 「や、やあっ…に、臭いなんて、はあっ、はあっ、ふ、うう…っ あ、あっ! っ…あ、は、はぅっ、ん、んっ…」 (やだあ、提督に、見られてる…アソコ弄って、気持ちよくなってるの、観察されちゃってるよおっ…) 「クリトリスもコリコリに膨れて、磯波が触る度に身体がビクビクしてる。そこをそうやって摘むと気持ちいいのかな?」 「やあ…あ、はっ んくっ、ああっ、はぁぅ、んんっ!… あ っ、 あ、はぁぁっ…」 わざと辱めるような言葉責めに、磯波はいっそう煽り立てられていた。 肌蹴た上半身に左手が無意識に伸び、脱ぐことすらもどかしいとばかりにブラに手を突っ込んで既に硬く勃起した乳首を弄る。 陰部を弄る指の動きもさらに激しくなり、指を2本も咥えこんでぐちゃにちゃと音を立てながら肉穴をまさぐるように動かす。 しばらくその刺激を味わったら、今度はトロトロの愛液に塗れた親指で、敏感な肉豆をグリグリと責め立てる。 その度に磯波の口から歓喜の悲鳴が漏れ出てくる。 時折太ももをビクリと震わせながら、磯波は提督の目の前で欲望の赴くまま自らに快楽を与え続けた。 「は、はうっ、は、ああ、ら、め、ああ、ひくっ、あはあ、ん、…ぅあ、あうう…っ」 「ふふ、磯波の自慰は激しいね。こりゃあ私の服があんなになってしまうわけだ。 指を突っ込むときに愛液の飛沫がこっちまで飛んでくるし、磯波の臭いが濃くて溺れそうだよ。 クリトリスを弄るときもとっても気持ちよさそうだし、磯波がこんなにエッチな娘だったなんて知らなかったな」 「や、だあ、てい、とく、そんなことっ…」 「私は見たままを言っているだけだよ?それに、私個人の感想を言わせてもらえれば、今の磯波はとっても魅力的だ」 「はあ、はあ、わたし、が…?」 「ああ。いつも遠征や任務をこなしてくれる、真面目で健気な磯波もいいけれど、 いやらしくアソコを見せつけて弄って、気持ちよさそうに蕩けてるエッチな磯波も、とても可愛いよ」 (見てくれてた…提督、私のこと、いつも見ててくれたんだ、こんな、私でもっ…) 「あ、あああっ…♥ あう、ひんっ、あ、あううう、はっ、はっ、やああっ、あうっ、ああ、くぅっ…」 自分のことなどとうに忘れ去られ、ただ遠征とたまの演習をこなす駆逐艦の一人としか見られていないと思っていた磯波の心は、『見ていてくれていた』というだけで歓喜に打ち震えた。 その感情が性快楽を一気に増幅し、提督に見られるまま、いや見られているからこそ絶頂へと駆け登っていく。 「だから声も抑えなくていいし、思う存分気持ちよくなりなさい。イく時は私に言うんだよ」 「はあ、ああ、あひぅ、ひぁっ、はひっ、ふ、ふぁぁっ! ひゃぁっ、はひゃぁぁっ♥ ああ、いッあんあッあっあっいっあっだめっ、もうイッ… ふむぅっ!? …っ! …!」 絶頂に達する、その最も無防備な瞬間を狙って提督が磯波を抱きしめ、唇を重ねる。 普段から密かに想っていた人の突然のキスと抱擁に磯波の身体はびくん、びくんと跳ね、より深い幸福絶頂へと誘われた。 「…っ ……ぷぁ、はっ…はっ…はっ…ふ、あ、あっ…」 (提督に、抱きしめられて、キスされながら…イっちゃった…こんなに気持ちよかったの、初めて…) 「よく頑張ったね、磯波。これで罰は終了だ。とても可愛くて、思わずキスしてしまったよ」 「は…っ、はぁっ、はぁっ…てい、とく…」 「何だい…?」 「わたし、も…ていとくを、ほしがって、いいん、ですか…?」 「ああ、さっき言った通りだよ。君たちの役に立つなら、私は協力を惜しまない」 「…わかり、ました…」 その言葉で、磯波は今まで抑圧していたタガが外れつつあるのを自覚していた。 我慢する必要はない。遠慮する必要もない。 欲望を抑えていた羞恥心は、先程のオナニーショーの時点でとうに吹き飛んでいる。 「…提督、ソファに座ってください」 「?こう、かな…」 「…失礼します、ね…」 「おお…っ?」 そう言うと磯波は提督の足元にうずくまり、提督のズボンを脱がしにかかったのである。 上気し呼吸の荒い磯波が何をしようとしているのかは明白であり、普段の彼女では考えられない行動に提督も意表を突かれていた。 (ああ…これが、しれいかん、の…おっきく、なってる…わたしの、みてたから…? だったら、嬉しいな… …あ…これ、おちんちんの、臭い…?) たちまちのうちに下着まで脱がされ、屹立した肉棒が露わになる。 磯波は熱に浮かされたように顔を近づけ、それどころかソレの放つ臭いを嗅ぎ始めた。 常人には決して好ましいとは言えない強烈な牡の性臭は、しかし発情した艦娘―磯波にとっては、より性的興奮を煽り立てる刺激となっていた。 「すー …はぁ… すぅー… ふあ、はああ…っ♪ はあ、舐めます ね…」 もはや伺いではなく宣言となっている淫行を、磯波は着々と進める。 誘蛾灯に引き寄せられる羽虫のごとく、磯波の唇が赤黒く膨れた亀頭に近づき、 やがてついに…陰茎に舌先が触れる。 「ぺろ、はー、ふはぁー♥ … ちゅっ……れろれろっ、ぺちゃ、ちゅ、ん、んっ……ちゅ、ちゅぱっ、ちゅう …はあっ、はあっ、ああっ♥ ……んむ、ちゅう……ちゅう、ずちゅじゅる…はぁっ、 くじゅ、れろれろ… はぁっ、はあっ、ちゅむ……はぁ……っ、れろ、れろぉ、じゅるるぅ♥」 一度舐め始めると、行為はより激しくなる一方だった。 恐る恐る先端を撫でた磯波の舌はすぐに亀頭全体を舐めまわすようになり、尿道口にキスを繰り返す唇が先端を咥え込むようになる。 濃厚な淫臭がペニスから立ち上り、息を継ぐ度に鼻腔に、肺腑に侵入するのを磯波は感じていた。 (あはあっ、私いま、提督のおちんちんナメて、吸って、嗅いでるよおっ… 熱くて硬くって、すごくえっちな、濃い味と臭いでアタマしびれちゃう…) 磯波の動きは初めてとは思えないほど大胆だった…実は彼女は、今まで何度もこの行為の妄想で自分を慰めていたのである。 当然今やっていることは頭の中で幾度と無く反芻したものばかりだったが、実際のその行為は彼女が考えていたよりもはるかに淫靡であった。 妄想にはなかった慕う男の味と臭いと熱を口内いっぱいに感じながら、思う存分堪能できる。 何より自分が舌を動かす度に提督がくぐもった声を上げて表情を歪める―おそらく快楽による―ことが、この上ない愉悦となっていた。 「ふうっ、う、うう、うあ、い、そなみぃっ…!」 「んちゅっ、ちゅるる、んん、んにゅるっ、ん…へーほく… いひゃいれふか?」 「い、や、痛くは、ない、大丈夫だ…好きにしてく、れっ…」 加減の分からない磯波にとって、自分の行為が苦痛を与えていないかが唯一の懸念であった。 それを否定する言葉と、まるで褒めるように頭を撫でられることで杞憂であるとわかり、改めて口淫を再開する。 「わふぁりまひた…♥ ん、ん、ん、んっ、 んく、はふ……はぁ、ふぅ……ちゅるる、ぐじゅう、ちゅ……」 既にパンパンに張った肉棒が、今度はヌメった唾液のプールにぬちゅりと漬け込まれる。 磯波の口腔粘膜が提督の逸物に吸い付き、舌がカリ首に付着した恥垢全てをこそげ取るかのようにまとわりつく。 通常、男を悦ばせるために行われるその行為は、今はただ純粋に磯波の性的欲求のみによって為されていた。 その証拠に磯波の表情は興奮と悦楽によって蕩けており、逆に提督の方が強制的に与えられる快感に堪える有り様であった。 「んぷ、ぷ ちゅ、ちゅうううううっ、ぷは、んく、ちゅうっ、ぢゅううううううっ…じゅるじゅる、んくっ…ぷは♥ れろぉ~…っ ぱく、ん、ちゅくっ、ちゅく、ぢゅぢゅううううう~~~っ、ん、ん、んく…」 「うっ…く、あああっ…」 ペニス全体に唾液をまぶし、それごと全体を咥えこんで口内の唾液といっしょに撹拌し、啜りながら陰茎ごと吸い上げ嚥下する… まるで肉棒のエキスを吸い取り、性器を掃除するどころかふやかしてしまうような磯波の執拗なフェラチオは続く。 先端からトロトロと分泌されるカウパーも容赦なく舐め取られ、磯波に摂取されてしまう。 「ん、ちゅるる…ちゅ…じゅるるるぅ……ちゅぱぁ… はふぅ……、んっ、んっ、んっ、んっ、んむむっ……ちゅぽっ…」 「ぐう、ううっ…いそなみっ…!もうっ…」 「は、う、んじゅる! ちゅ! じゅるぅ! いっひゃい……らひて、くらはい……! くぷ、くぷ、んっ ……んんっ」 少しでも射精を先延ばしにしたい意志の力と、今すぐにでも種付け汁を吐き出したい肉欲のせめぎ合いは 辛うじて発せられた磯波のおねだりがひと押しとなり遂に崩れた。 熱いマグマのような塊が奔流となって陰茎を駆け上り、その瞬間、少しでも奥に子種を送りこめという本能に従って提督の手が半ば反射的に磯波の頭を押さえつけた。 「うぐ、うう、い、そなみ…っ」 びゅっくうう!びゅく、どぷっ!びゅるっ、びるびゅるっ… 「ん、ふ っ~~~♥! ~、~~~!」 (き、きたっ…!ていとくの、せいし、うあっ、いっぱい出てっ… 熱くて、どろどろぷるぷるしてるっ…) 提督はもとより、磯波も口から離すつもりはさらさらなかった。 いかに磯波がフェラチオの妄想を繰り返そうと、射精だけはどのようになされるのか、想像の埒外であった。 しかし、酒保を通してこっそり流れてくるその手の雑誌には「飲むと男は悦ぶ」と書かれていたし、それでなくとも提督の精液である。 慕う男の精エキスを、一滴でも多く受け止めて、摂取して、自分のモノにしたい。匂いを、味を、記憶に焼き付けたい。 考えただけであまりのいやらしさに目眩がしそうなその願望を実現させるべく、磯波はえづきそうになるのを必死に我慢し、断続的に発射される独特な臭気の粘液を口内に貯めこむ。 「~~っ、ふーっ、ふーっ、…ちゅる、んく…っ ちゅく、くちゅっ、くちゅ…んんっ、んくっ、ふはっ、はーっ♥ んむ、ちゅう、ちゅううう…っ ちゅぷん!ぷあ、は、はーっ、はー…」 ペニスを咥えたまま精液を自分の唾液とぐちゃぐちゃに混ぜて味わい、ゆっくりと嚥下する磯波。 射精を終えたペニスを丹念に吸い上げ、尿道内の精液まで全て飲み込んでしまった。 (ああ、しょっぱくてにがくて、青臭くって…これ、が、提督の、精子…の、味とニオイなんだ… 私、提督イかせて…提督の精子、飲んじゃったんだ…っ♥) 「はあ、はあ、磯波、すごく気持ちよかったよ。こんなに出したのは久しぶり…んむっ…!」 精飲を終えた磯波が提督に倒れこむ…否、唇を奪いながら押し倒した。 発情した磯波にとって初めて飲んだ提督の精液は強烈な媚薬も同然であり、また提督を絶頂させたという高揚もあって、未だ異常な興奮と渇望にあった。 辛うじてひっかかっていたスカートを脱ぎ去り、提督の唾液を乱暴に奪い取りながら、磯波はさらなる行為を要求する。 「んちゅ、ちゅむっ、じゅるるる…っ、あはっ、はあ、はあ、提督っ…提督っ いい、ですよねっ… んんっ、提督のっ、あはぁっ♥ 欲しいんですっ、お願いします…っ、はう、んん…っ、んはぁっ…!」 尋ねてはいるものの、やめる気など端から無いのは明らかである。 完全に抑えの効かなくなった磯波は提督の胸に手をつき、馬乗りになりながら淫裂を陰茎に押し当て、物欲しげに腰をくねらせる。 唾液と愛液に塗れた互いの性器がくちゃにちゃと音を立て、あまりに卑猥なそのおねだりに提督の逸物はたちまち硬さを取り戻す。 「あ、はぁ、これで、挿れられます、ね…♪ ん…っく、ああ、提督の、あたってます…っ」 愛液まみれになった亀頭を自らのラビアにあてがい、腰を沈めていく。 「ふ、は、あ、はい、って、はうあああああっ♥ …あうう…」 くにゅりと柔らかな膣口が広がり、まだ完全には熟していない磯波の肉穴がペニスを飲み込んでいく。 ぷつ、という破瓜の感触と痛みも、今の磯波にとっては達成感を強調するスパイスでしか無かった。 逸物に対していささか小さい磯波の膣はそれでも精一杯肉棒を頬張るが、全てを飲み込めずに亀頭が磯波の最奥をこつんと叩く。 「う、あ、おくまで、お、っきぃ…はぁ、はぁ、はぅ…」 (提督の、おちんちん、挿れちゃったよおっ…うあ…っ、さき、っぽ、あたってぇ… …!? だ、めっ、も、キちゃう…!) 「ひっ、あ、ああ、あううう~~~っ…!!」 その刺激だけで、磯波は絶頂に達してしまった。 もちろんそんなもので磯波が満足するわけもなく、咥え込んだまま腰をずりずりと前後に動かし始める。 肌蹴られたセーラー服がそのたびにゆらゆらと揺れ、ずり上げられたブラと勃起した乳首が覗いている。 「はぅっ、あうっ、ああっ、ひっ…ううっ♥ す、ご、とまんな、ああっ、あうう…っ て、とくの、おちんちっ、ナカ、ひっかいてっ、ぞくぞくって、しますぅっ…」 「い、磯波のもっ、すごい、ぞっ…引き抜かれると、ぜんぶ、もっていかれそうだっ…」 普段の磯波とあまりにかけ離れた痴態に中てられ、提督もまた異常な興奮に陥っていた。 提督の肉傘が磯波の膣襞を抉り、痺れるような幸福快楽信号となって両者の脊髄を駆け登る。 磯波がいやらしく腰を動かす度に、ぷじッ、ぬぷぷっ、ぬぶぢゅっ、という空気の漏れる下品な音が結合部から漏れ出るが、それすらも二人の興奮を煽り立たせて、動きはさらに大胆に、激しくなっていく。 「はあ、はあ、てい、とくも、はうっ、気持ちいい、ですかっ…?」 「ああ…っ、ゆだんすると、また出てしまいそうだっ…」 「ぁはっ、はぁ、よかった、もっ…と、動きます、ね…」 言質を取ったとはいえ勢いで提督を犯してしまったことに少なからず罪悪感を覚えていた磯波は、提督が自らの欲望を快く受け入れてくれたことで更なる充足と快楽を得ていた。 もはや遮る物のない肉欲のままに、磯波は性快楽を貪る。 馬乗りの姿勢から膝を立たせ、咥え込んだまま提督の上でしゃがみ込むように座り、提督の胸に手をつく。いわゆる、M字騎乗位の体勢である。 大きく股を開いたまま本格的に上下運動を開始する。 「んっ…! ふっ、はあ、はあっ♥ あ゛う、あんっ♥ あっ、 てーとくのしゃきっぽ、う゛あっ♥ とんっ、とんってぇ♥ あたってましゅっ…!!」 「ああ、わかるぞ、磯波の一番大切な場所が、何回もキスしてきてる、なっ!」 「ら、ってっ、ていとくの、きもちくて、はあうっ♥ らいしゅきら、もんっ、ああっ、はうあっ」 肉のぶつかる規則正しい音と粘膜粘液が擦れる音、それに二人の喘ぎ声と嬌声が交じり合って執務室に響く。 柔肉が肉竿を存分に頬張り、子宮口が鈴口にちゅうちゅうと吸いつき、性器全体で提督の子種を搾り取ろうとしている。 「へあ…あ゛うっ♥ …おなか、にゃか、ぜんぶ、て、とくの、おちんちん、でぇっ♥ いっぱいに、なっへ、 ひぃやああ、おくまれ、わらしのなかぁ、とろいてるよぅ♥ …っ」 「う、うう、いそなみっ…しめつけ、が、うう、も、うっ…!」 「わた、しもおっ、もうっ、ああっ、あ゛、う、ぃふああああ゛~~~~~っ!!!」 ぶびぶりゅううっ!どびゅるるるっ、びぶっ、びゅくうっ! 子宮口が亀頭を包み込んだ瞬間、堪えに堪えた提督の欲望が爆発し、磯波の最奥に白濁汁を叩きつける。 ずっとそれを欲していた磯波の肉穴が喜びに打ち震えながら、全て絞り取るべく強収縮を繰り返す。 「あっあっあっ♥ …へあ゛ァっ♥ …あォああ゛…っ♥ あ゛~~~っっ…♥ あひっ、ふあっ…ァあ…♥」 提督が射精する前から始まった磯波の絶頂は、提督が注ぎこむ間も、注ぎ終わった後まで続く長いものだった。 普段大人しくて引っ込み思案な娘には不似合いな、長く声を上げ続ける動物的なイき方を磯波はした… 精魂尽き果てた磯波の身体を受け止めたまま、二人は気怠い事後の時間を共有する。 「… すみません、私、自分のことばかりで、してしまって…」 「磯波があんなことまでするとは思っていなかったな…驚きだよ」 「やぁ…っ! だって、提督ですからっ…あんなことするの、したいの、提督だけです…」 「…っ、そう、か…」 例の「刷り込み」を思い出し、提督は一瞬言葉を詰まらせる。 大義の名のもとに心を、感情を「歪まされた」少女…の姿を持つモノたち。 何度か受け入れてしまったとはいえ、葛藤は未だ彼の中で燻っていた。 いくら「兵器だ」「人外だ」と理屈を並べても、自身がそれらを人と看做しているのは明らかであった。 植え付けられた好意を、生理的欲求を利用する。鬼畜にも劣る所業ではないのか。 丁寧に後始末を済ませ、眠ってしまった磯波を寝室に運びながら、自問自答を繰り返す。 (…いや、磯波に言った通りだ…これは艦娘のため、仕事のためなのだ…) 誰に対する言い訳なのか、それは彼自身が一番理解していた。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/eojpsp/pages/212.html
No. ティノアの提督 ベルタ 水の6マナ軍師。 反地による潜在的な火力に長ける上、貴重な水Fの増加に一役買う鯨。 召集・派兵は勿論強力だが再行動コストが安いのも見逃せない長所。 2Fにいるなら地割れから、不一致なら国賊サイアムから確実に葬りたいクリーチャー。 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/514.html
308 :名無しの紳士提督:2014/08/01(金) 01 41 44 ID KM1PaQgA 鎮守府にて深夜に起きた資材の窃盗事件 容疑者としてあげられたなかには犯行日の夜のアリバイ証言のあいまいだった提督、大鳳、祥鳳がおり、憲兵は改めてこの三人から調書を取ることにした。 提督「その夜は自室に居ました」 大鳳「その夜は提督と一緒に居ました」 祥鳳「その夜は提督の下にいました」 「「ふぁっ?!」」 その後犯人は捕まり、提督は3Pしていたことになった。 309 :名無しの紳士提督:2014/08/01(金) 03 20 38 ID ydrS.S5Q ああ、そんなギャグ展開で終わるといいですね(白目) 438 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 07 30 ID gy9f9Qyg これ以上引っ張っても犬が喜ぶだけだから ↓ここから通常運転していこうぜ 439 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 08 57 ID ipyKpCFY 438 艦娘が提督の上で通常運転…?(ゴクリッ 440 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 10 28 ID VyYipunI 439 最近は提督の真下で通常運転する娘も多い 441 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 17 48 ID rWxDGKjs 440 おうヤンデレ祥鳳さんやめーや 442 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 39 16 ID KodDpaxw 441 祥鳳さんに限らない可能性 そしてばったりベッドの下で遭遇しちゃうとか 祥鳳「こんな所でなにやってるの!?」 雷「あなたこそなんでここにいるのよ!?」 ギシギシ 大鳳「アンアン」 提督「中に出すぞ」 祥鳳・雷・大鳳「はいぃ……んあぁぁぁぁ」 祥鳳「なんであなたイってるのよ! 変態なの!?」 雷「あなたこそ触らずに絶頂とか痴女よ!!」 みたいな 443 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 12 23 23 ID F79Xbifk じゃあ、大鳳にペニバンとかつけて、4Pとイこうか 448 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 24 50 ID ah0rxAog 「鎮守府のベッドの下には痴情のもつれから病んだ艦娘が得物を持って隠れている」 そんな馬鹿げた噂を昼に青葉が「今あちこちの鎮守府で流行っているうわさ話なんですよ」と語ってくれたのをふと寝る前に思い出した 「所詮は作り話なんだろう」と返すと「でも元となった話は実際に起きた事件らしいですよ」とのこと 「実際に起きた事件も何も『ベッドの下の男』が元ネタだろうに」と一人つぶやく むしろ実際にそんな痴情がもつれるほどモテた提督がいるならば少しはその女難でもいいから分けてもらいたものだ、とはいえ… 流石にこんな話を唐突に思い出してそのままベッドにダイブできるほど無神経ではなく 一応ベッドの下を確認してみる「もっとも右手が恋人の俺にそんなこともないだろうし、何よりそんなスペースも…」 ベッドの下には何もなかった 何 も な か っ た 一瞬の刻をおいて事態を把握した提督の叫び声が夜の鎮守府にこだました。 449 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 34 18 ID MBciFdYA あースッとしたぜ(鳥肌) 450 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 36 45 ID kQKmAIzc ホコリがなかったのか隠してたエロ本がなかったのか床さえなかったのかただの喪男なのか 451 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 40 22 ID RL6sCSWA そもそも布団を使用しておればいいものを…… 452 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 50 57 ID ah0rxAog 隠してたエロ本を秘書艦に没収されてたーってネタだったのに確かに 「埃がない」と読み取ったら一気にホラーになるでござる 「青 葉 見 て い ま す」 453 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 57 10 ID dgiZPXvM センズリこいてる提督の息遣い聞きながら、ベッドの下でオナニーしてる艦娘がいるんですね ……誰だろうw これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/483.html
非エロ:提督×翔鶴1-678避「翔鶴と、提督の決断」の続き 翔鶴と、提督の決意 「いよいよ明日で着任一周年だそうですね。おめでとうございます」 ある雨の日の執務室、報告書作成中。秘書艦の翔鶴がお茶を淹れつつ、笑顔で提督にそんなことを言った。 「そうか、もうそんな頃か。……我ながら良く更迭もされずに保ったものだね」 「あなたが司令官で良かったと、瑞鶴もみんなも言っていますよ。もちろん、わたしも」 苦笑しながら言った提督の言葉に、にっこりと本物の笑顔で言葉を返す翔鶴。 あの雨の日から一ヶ月ほど。思わぬ時間を二人で過ごした後、提督と翔鶴は互いに特別な関係に発展していた。 仕事の合間を縫って軽いキスを交わしたり、二人で朝まで語り合ったり。もっとも、あの日を含め一線を越えたことはない。 彼女の性格上、きっと望めば応えてはくれるのだろうが、それを本心で望んでいるかは分からない。そう考えると、提督は軽々しく踏み出せずにいた。 「それで……ですね。提督は今晩、何かご用事がお有りでしょうか?」 もじもじしながら視線を外して訊いてきた翔鶴に、いや、特に無いよ、と提督が答えた瞬間、彼女の表情がぱっと明るくなった。 こんな時の彼女はいつもの大人びた感じが隠れてしまうせいか、本当にただ可愛いな、と提督は思った。 「で、では、よろしければまた部屋に遊びに来られませんか?今夜は瑞鶴が友人のところに泊めていただく予定とのことで、あの、良いお茶が手に入ったので」 妙にわたわたしながらお誘いの言葉を述べる翔鶴。秘書艦なので当然、提督が明日が非番であることは把握済である。 そして無論、提督に断る理由はない。夜半の来訪の約束を交わして、彼らは再び報告書に向かった。 仕事が終わったフタヒトマルマル。何度か邪魔したことのある翔鶴型居室のドアを、提督がこんこん、とノックする。 「はい、どうぞ。開いていますよー」 中の声に誘われ、部屋へと足を踏み入れる。 「あ、錠は下ろしてくださいね」 暗さを妙に思いながらも言われるままに鍵を閉めると段差で靴を脱ぎ、そっと中扉の障子を開けた瞬間。 和風のスタンドライトの間接照明が、淡いオレンジに染めるほの暗い和室内。 いつもの和服とは違う、やや大きめのパジャマを来た翔鶴が、部屋の中央に敷かれた一組の布団の上にちょこんと座っていた。 予想もしなかった完全な『お膳立て』に、提督は思わず息を飲んだ。 「ここへ座って下さい、提督。お話と……」 ぽんぽん、と布団の端を叩く翔鶴。 「……そのほかいろんなことをしましょう」 緊張と勇気の伝わる、精一杯の笑顔。 ……分かりきっている、互いの本心。もはや逆らえるはずも、誤魔化せるはずもなく。 「……ん」 待たせたことを、申し訳ないなと思いながら。 気持ちが先走り過ぎ無いよう、静かに唇を味わいつつ。 提督は彼女を、寝所にゆっくりと押し倒した。 いい匂いのする淡青の上衣のボタンをひとつ、ふたつと外し、胸元の上半分を露出する。 「提督……大好きです。本当です。可愛がって下さいね……」 言葉に応えるように、紅潮する頬に手を添えて、互いに積極的なディープキスを交わす。 「……ん………んん……っ……」 上衣を左右へ完全にはだけると、柔らかそうな翔鶴の双丘が淡い光のもとに晒された。 「は……はずかしい、です……あまり、見ないでください……」 恥じらいながらの上目遣い。その瞬間、理性の堰が音を立てて決壊した。 やわらかな胸元に密着し、揉みしだきながら舌で先端を愛撫する。 甘い喘ぎを聞きながら、下衣も脱がさず下着の中に上から手を無遠慮に差し込み、茂みの奥の秘所を撫で擦る。 聞き慣れたはずの彼女の声、耐えるような、堪えるような喘ぎが、更に理性を犯していく。 愛しい。愛しすぎて、……もっと完全に、自分のものにしてやりたい。翔鶴。 下衣と下着をもどかしいように奪い去り、彼女の白い脚を開かせ、既に滴るほどに潤う秘所を露わにする。 直後、勢いに任せた乱暴な挿入の試みが、爪を噛んで羞恥に耐えていた翔鶴に艶やかな悲鳴を上げさせた。 破瓜の痛みに耐えつつ、それでも濡れた瞳で愛しい人に手を差し伸べる翔鶴。 薄血と愛液の混じった分泌物に塗れながら、本能のままに抽送を続ける提督。 熱さ。柔らかさ。汗。熱い呼吸。喘ぎ声。動悸。髪。におい。震え。 たまらない心地よさ。受け入れられた達成感、否定されない安心感。 そして……同時に達する、融け合うような一体感。 提督と翔鶴の『初めて』は、勢いと幸福のうちに幕を降ろした。 「今夜は。お泊りになっていきます?」 「うん。お言葉に甘えようかな。瑞鶴は帰ってこないんだっけ。友達のところって誰かなあ?」 一線を越えても、いつも通り。いや、それまで以上にお互い好きになったような気がする。 布団のうえに二人並んで寝転がりながら、そんな簡単なことに提督がこの上ない安堵感を覚えていると。 「……大鳳と飛鷹のお誘いに。私の代わりに行ってくれたんですよ」 はっとする。今日の日付……6月19日。 ……まさか……いや、間違いないだろう。 「翔鶴、そんな大事な日に……」 「私には、提督の一周年を一番最初にお祝いするのが、一番大切なことでした。みんな、笑顔で賛成してくれましたよ?」 「……それは……まいったな。関係はもうバレバレなのか」 提督がそう言って、思わず苦笑いをすると。 「お話をしましょう、提督。もっと知りたいです。貴方のことも、私が……沈んでから、今日までのことも」 目前の翔鶴が、静かな瞳と声でそう言った。 そして。 提督の知らない、戦争。翔鶴の知らない、平和。 その日二人は、夜更けまでいろいろな話をした。 「提督。マルナナマルマルです。朝御飯、何にしましょう?」 甘く優しく、それでいて芯の強さを感じさせる翔鶴の声で目が覚めた。 畳の香り、見慣れぬ天井……翔鶴型の部屋、彼女の布団の中。 「ようやくお茶を煎れられますね~」 カチャカチャという茶器の音、至高の芳香。 朝起きてすぐに彼女が手の届くところにいることに、この上ない幸せを感じる。これをずっと、できれば一生続けたい。 僕の心が、嘘偽りなくそれを感じているということは……。 そう。たとえそれが、どんなに困難なことであったとしても。 やはり、もう一線を越える努力をしよう、と提督は密かに固く心に誓った。 (終) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/345.html
494 :名無しさん@ピンキー:2014/04/08(火) 16 51 49.11 ID KhdaPfwX 428の後日談 ゴーイチゴークーデター成功後の話 各国が厳重に監視していたにもかかわらず、世界の海路版図は 瞬く間に深海棲艦によって魔の海域へと戻っていった。(extraマップ) 当然のごとくかつての提督や艦娘たちも呼び戻されることとなる。 一度は裏切られたという複雑な思いから、はじめは断るものも少なくなかった。 しかし今日食う飯も困るほどの貧困に勝てるものはほとんどいなく、 思うことはあれど、鎮守府に着任せざるを得ないのもまた事実だった。 だが、軍に入りその内情を知ると、まったく以前とは違うことに誰しも驚いたという。 彼らを捨て駒と見ていた腐敗した軍上層部は一掃・粛清され、 「死すべからず」を掲げ、「帰ろう、帰ればまた来られるから」を実践していた。 雷「あれ?電じゃない。あなたもおにーさんに呼ばれたの?」 提督執務室に向かう途中で電と出くわした。 電「あ、お姉ちゃん。はいなのです。おじさまに行くように言われたのです。」 雷「二人に用って何かしらね?」 電もよくわからないらしく、二人して首をかしげる。 雷「ま、いってみればわかるわよね!」 ガチャッ 雷「おにーさん!雷が来たわよ!」 電「電もいるのです!」 暁「あ、二人ともいらっしゃい、待ってたわ」 響「ひさしぶり・・だね」 雷「え・・あ・・・暁・・・?響・・・?・・・・あっ!・・・おにーさんの艦隊の暁と響・・ね」 電「はわっ、お、お久しぶりなのです!暁お姉ちゃん、響お姉ちゃ・・・あっ違ったのです。」 そう、雷と電の知る暁と響ではない。彼女たちはすでに解体され、もうその魂はここにはない。 暁「電、間違ってなんかないわよ。私たちはいつだって姉妹なんだから!ね?」 響「そう、私たちは姉妹。だから別におかしく・・ないよ」 電「ふっ、ふゎぁぁん!お姉ちゃん!!」 暁「わっとと、よしよし、もう、しょうがないなぁ」 暁に抱きつくと、電はわんわんと声を出して泣いた。 響「雷も・・・くる?」 雷「わ、私はいかないわよ!?・・・おにーさんも見てるし(ごにょごにょ)」 そういう雷だったが、その目には熱いものがこみ上げていた。 響「そう・・・」 少し残念そうな響だった。 提督「雷、電。よく来てくれた。今日はお前たちにいい知らせを持ってきた。と思いたい」 えぐえぐと泣いていた電はぐしぐしと暁に顔を拭いてもらい、提督の前に雷と並ぶ。 提督「本日ヒトヒトマルマルより雷、電、両艦娘を我が艦隊に迎える。」 電「ホントなのですか!?うれしいのです!!」 電は嬉しさのあまり暁の手を取りぴょこぴょこ跳ね回ると、響に抱きついて喜んだ。 響「ハラショー。それはいいね」 皆嬉しそうだった。 雷「っ・・・そんなこと聞いてないわ!」 一人、雷だけを除いては。 提督「すまない、先日大佐よりこの話を受けてから早く伝えたいと思ってな、 突然の話になってしまった。わるかっ」 雷「違うわ!そういうんじゃないっ!そういうんじゃ・・・」 提督はただ静かに雷の言葉を待つ。 雷「もちろん、おにーさんの艦隊に所属できるのはうれしいわ。 でも、私は司令官の・・・、今でもあの人の艦なんだから!」 バンッ 雷は今まで我慢していた想いがあふれて、そのまま執務室を飛び出していった。 電「雷・・お姉ちゃん・・・」 提督「雷・・・」 暁「・・・ほんと、いちずなんだから。バカね」 響「・・・・司令官。雷を頼めるかな?」 提督「あぁ、わかっている。」 電「あの・・・おにーさん。雷お姉ちゃんが嫌なら、私も・・・その・・このお話は・・」 提督「わかっているさ。」 やさしく電を撫でながら話す。 電「ごめんなさい・・。私は・・私だけはお姉ちゃんと一緒にいてあげたいのです」 提督「大丈夫、雷はきっとわかってくれるさ」 ぽんぽんとやさしく頭を叩くと、帽子を直し。 提督「雷にあってくる。しばらくの間留守を頼んだ。」 暁・響「了解しました!」 暁「いってらっしゃい!司令官。雷をお願いね」 響「司令官に幸運を」 電「お姉ちゃんをよろしくなのです・・・」 パタン・・・ 提督は迷うことなく歩みを進める。 彼女の行く場所に心当たりがある。 電に大丈夫だといった。 提督「(そう・・・大丈夫だ。こうなることは”初めから”知っていたから)」 他者の心を読むことに罪悪感を感じる。 他者を支配し動かすことに罪悪感/快楽を感じる。 ヤツに合ってから、俺は持てる力をすべて使い、 全ての守りたい者たちを守ってきた。 この力も万能ではない。 心通わさぬ者の心はあまりよく聞き取れなかったが、 それでも相手を欺くに足る程度には読み取れる。 危険分子は目の内からつぶした。 提督「雷!話をしに来た。逃げないで聞いてくれ。」 雷「おにーさん・・・。やっぱここにいるってわかっちゃうよね・・」 そこは以前提督と雷の司令官たちとよく来ていた裏庭の花壇だった。 雷「ね、この花覚えてる?」 そこには五月のさわやかな日に照らされた紫の綺麗な花が咲いていた。 提督「あぁ、あの時アイツと植えた花だな。名前は確か・・・」 雷「ミヤコワスレ。曙の髪飾りと同じよ。・・・花言葉は”また逢う日”まで」 提督「・・・」 雷「ね、おにーさん?私、絶対に司令官、・・・あの人のこと忘れられないと思うわ」 雷「だから・・」 提督「悪いな、雷」 雷「?急にどうしたのよ、おにーさん」 俺はこの力を使い、露払いをしてきた。いささかそれはゆきすぎだったのかもしれない。 いつしかその力は制御が効なくなり、心を通わした者ならば、 ”自分の意思とは関係なく”詳しく聞き取れるほどになっていた。 相手の心を読み、その弱みに付け込み心を支配する。 その快楽と、それと同時に感じる激しい嫌悪感に苦しみ、 しかし、それが守るためならばと心を鬼にしてこの力を利用した。 この力のことを知っているのは自分と如月だけだ。 そして、一つだけ如月と約束したことがある。 提督「-----俺は、俺の心に嘘はつかない。」 雷「え・・?どうしたのよ急に。」 雷が自分に好意を抱き始めていることは薄々気づいていた。 それと同時にアイツのことを未だに気にかけていることも。 提督「雷・・・オレのもとに来い。」 雷「ッ・・・だから、それはっ」 雷の心が激しく動揺し、揺らいでいるのが感じ取れる。 提督「アイツを忘れろとは言わない。俺はアイツほどやさしくはないし、気が利く方でもない。」 提督「だが、決してお前を置いていかないと誓おう」 雷に一歩一歩近づく。 雷「そ、そんなの困る・・じゃない・・」 雷は突然の告白に顔を赤くし、視線を逸らしながらジリジリと背後に後ずさる。 提督「(卑怯だと思うが許せ・・・)」 目を瞑り、一呼吸置くと雷の肩を抱き寄せた。 雷「?おにー・・さ・・んむっ!?」 後がなくなり、背を壁につけた格好になった雷に逃げるすべはなかった。 雷「やっ、やめて!おにーさん!私穢れてっ・・ッ・・」 提督「そんなことはない。俺にはとても魅力的に見える」 ちゅっ、と首筋にやさしくキスをする。 雷「ひゃっ」 首筋の愛撫にビクビクと震え、抵抗する力を奪われてゆく。 雷「ど、どこでそんな浮ついた言葉覚えたのよっ!私の知ってるおにーさんは こんなことしないしそんなセリフはいわないわっ!」 提督「そうだったな。・・・だが、雷を手に入れるためなら、手段は選ばんさ」 雷「あんっ、なんで?ひゃっ、・・・私なんかほっとけばいいじゃない。」 提督「放っておけない。自分を慕ってくれるすべてを守りたいんだ。」 提督「・・・雷、好きだ。愛している。俺のものとなれ。」 矢継ぎ早に繰り出される愛の睦言に、一言一言耳元で言われるたびに 雷の心はキュンと切なくなった。 雷「ッ・・・」 逃げ場を探してもぞもぞするが、両手を掴まれしっかりと壁に押さえ付けられ逃げられない。 やがて観念したのか、それとも自分の心に嘘がつけなくなったのか、 雷は小さくコクンとうなずいた。 その瞬間首にあった普段見えないピンクのハート形チョーカーが一瞬現れると すぅーっと消えていった。 このチョーカーは提督が開発に加わったもので、艦娘を保護するためのものだ。 ある程度の外的干渉からこのチョーカーに守らている。 艦娘が提督に忠誠を誓う限り。 その絆が、・・・枷が外れた。 だが、雷は決して忘れないだろう。 提督「雷・・・」 雷「おにーさ・・・・司令官・・・んっ」 長く、甘く切ないキスを交わす。 雷の頬を涙が伝う。 雷「あっ、司令官、・・・私穢れて・・だからっ」 提督「先刻もいったが、雷は綺麗だ」 雷「でも・・んっ♥・・・ゃっ、待って!ひゃんっ♥」 提督「待たない。・・・もう逃がさない。」 そういうと、するりと上着の中に手を忍び込ませ、雷のささやかな胸をやさしく、 しかし激しく揉みしだく。 雷「ひぁぅっ♥♥んにゃっ♥♥♥」 雷「待って!あんっ♥逃げない!逃げないから!まっ♥、んんっ・・ちゅっ、や♥・・んちゅっ・・はげしっひぁっ♥」 提督は逃がさないとばかりに壁に押し付け激しいキスを雨のごとくふらせ、 足を雷の太ももに割り込ませた。 雷「んっ♥♥ふっ♥ふぁっ♥♥司令官っ♥好き!ちゅっ♥私も好きなんだからぁ!」 二人は我を忘れ、お互いを貪るかのような激しいキスをした。 知ってか知らずか提督の膝はぐりぐりと雷の秘所を刺激し、雷はガクガクと立っていられなくなってきた。 雷「司令官っ・・ぁっ♥その・・私っ・・もう・・んんぅ♥」 はぁはぁと息も荒く、ぽやぁ~っと真っ赤にとろけきった雷が色っぽく催促する。 提督は雷を支えながら、スルスルとタイツごと下着を膝下までズリ下げる。 トロトロになった雷の秘部からは愛液が糸を引いていた。 提督「・・・やはり制服姿の少女にこんなことするのはものすごい罪悪感だな。」 雷「んっ♥・・・はぁ・・はぁ・・。ほんとよ!もう・・・、こんなに激しく求めるんだから!」 雷「・・・でも、すっごくうれしかったわ。」 そういうと提督の頭を抱き、優しくなでる。 提督「わぷっ、おい、雷・・・むぐぐ」 提督はやれやれと大人しくなされるがままとなった。 雷「司令官?もっと私に頼っていいのよ?」 久しぶりに言うこのセリフは何か懐かしい想いを思い出させた。 しばし無言のまま抱き合う二人だったが・・・ ムズムズ 雷「んっ・・し、司令官・・その・・ね」 雷は太ももをすり合わせ、モジモジと腰をくねらせている。 提督「んん?どうした雷」 先ほどの行為で昂ぶっていた雷は、パタパタと愛液をこぼしながら 提督に懇願するかのような顔でお願いしてきた。 雷「もう・・・んっ♥我慢が・・」 提督「ふむ、何の我慢だ?」 雷「なによもう、んっ♥司令官、ちょっと意地悪になったわ」 提督「ん、すまない、ヤツの影響が残っているようだな。」 そういうと何かを振り払うかのように頭を振ると、優しく雷に口づけをした。 電「おにーさん遅いのです・・・」 暁「うーん、今頃司令官が狼さんになって雷を食べちゃってたりして」 電「たべっ!?なのです!?」 響「・・・司令官ならその可能性は高いと思うな」 そういうと暁と響は自身の薬指の指輪を眺める。 電「はわっ、雷お姉ちゃんは美味しく食べられちゃうのです!?」 ガチャッ 雷「ただいまーっ!今戻ったわ!」 そういう雷は提督におぶさっていた。 雷「その、さっきは悪かったわね。」 提督「雷を確保してきたぞ。」 電「おねえちゃっ無事なのです!?何処か齧られましたか!?」 雷「かじ?・・・?あ、これね?ちょっと色々あって足に力が入らなくて・・」 響「色々・・・」 暁「色々・・・ね?」 ふたりの視線は雷の左手薬指に集中していた。 さらに雷はキラキラと戦意高揚状態である。 雷「あ、あはは・・」 あわあわと電が椅子を用意し、提督は雷をそっとおろした。 提督「さて、”色々”あったわけだが・・・」 ちらと雷の方をみると、暁と響の視線に助けを求める雷が見えた。 提督「ごほん、本日をもって正式に雷、電両名を我が艦隊に配属する。以上だ。」 電「お姉ちゃん!ホントなのです!?」 暁「さすがね!司令官!撫でてあげてもいいのよ?」 暁「って、なんで私の頭をなでなでするのよ!もう子供じゃないっていってるでしょ!」 響「ダブロー パジャーラヴァチ(ようこそ)!、雷、電。二人とも歓迎するよ!そしておかえり。」 電「ただいまなのです!お姉ちゃん!」 暁「あっ、いいとこ持ってかれた!もう!司令官がなでなでするからよ!」 暁「き、嫌いじゃないけどね・・(ぼそぼそ)」 響「司令官、暁がもっと撫でてほしいと言っている。」 暁「ちがっ、れ、レディーはそんなこと言わないわっ」 (提督)なでなでなでなで (暁)もじもじもじもじ/// 電「暁お姉ちゃんうらやましいのです」 (提督)わしゃわしゃわしゃ (電)はわわわわわわ/// 響「そわそわ・・・」 (提督)なでなでなでり (響)う、ウラー/// 雷「相変わらずね」 ぷっとふき出すと、腰に手を当てて少しあきれ気味につぶやく。 いつも通りの提督たちを見て心が幸せに満たされていくのを感じた。 雷「よいしょっと、っわとと・・・」 大分落ち着いてきた雷は思い切って立ち上がって宣言する。 おいで・・・と提督が優しげな表情でこちらを見ていた。 雷「司令官、貴方は大丈夫!・・・・だって、私が傍にいるんだから!」 雷「(今度は絶対にこの手を離さないんだからっ)」 雷は艦娘たちに囲まれる提督に向かってダイブした。 ミヤコワスレの花が祝福するかのように、さわやかな風に揺れて微笑んでいた。 +後書き 502 :名無しさん@ピンキー:2014/04/08(火) 17 10 15.83 ID KhdaPfwX えーと、お約束していた雷のアフターストーリーをお届けします。ぺたり。 純愛分が不足したので補充! 多少強引ですが両想いだし純愛と言い張ります!ジュウコンカッコカリですしね・・・ 実は4-782の大井っち提督に感動(触発され)して始めたSSだけどなんかものすごく長くなってきました・・・。 早く上記作品並に読んでてドキドキするものが書けるようになりたいものです まだ書きたいものがたくさんあるのでしばらく続ける予定ですが、お付き合いいただければ幸い。 ちなみにこのミヤコワスレの花は曙さんと提督の過去話の時にまた出ると思われます。たぶん 503 :名無しさん@ピンキー:2014/04/08(火) 18 12 10.15 ID KhdaPfwX ちょっと追記。というか補足 秘書官如月ちゃんは姉妹再会に気を利かせて席をはずしてます。 貯め込んだ間宮チケットを奮発してみんなで甘味を堪能中 一日貸し切り状態なので、午後から雷たちも合流しました。 雷と電の着任成功の知らせを受けて、急遽用意していた歓迎会の飾り付け、 如月の「おかえりなさい。私たちは貴方たちを歓迎するわ!」という言葉に雷号泣! 電は普段見ない雷の姿にやっぱり何処か齧られてましたか?と先ほどの「提督に食べられた」ネタを暴露! やんややんやの大騒ぎになった後、ズルズルと宴会に。 すでに何人かはお酒が入り、千歳とかは提督にしな垂れかかって迫られたり 大井っちにやきもち焼かれたり、なぜか水着のまま来ちゃった潜水艦たちに抱きつかれたり 逃げた先で愛宕とぶつかって押し倒してしまい、それを青葉に見られちゃいました!だったりと 提督は”色々と”大変だった模様。
https://w.atwiki.jp/dmorika/pages/223.html
《魔面提督マスキュラ》 魔面提督マスキュラ R 闇文明 (7) クリーチャー:デーモン・コマンド/デビルマスク 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にあるすべてのデーモン・コマンドとデビルマスクを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 収録セット DMO-02 「時空編 第2弾 天魔謀略(カオス・ミッション)」 参考 [[]]
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6783.html
提督の決断II 【ていとくのけつだんつー】 ジャンル ウォーシミュレーション 対応機種 PC-9801、FM TOWNS、Windows 95、スーパーファミコン、セガサターン、プレイステーション 発売・開発元 光栄 発売日 【PC98】1994年1月29日【TOWNS】1994年6月24日【SFC】1995年2月17日【SS】1996年2月23日【PS】1996年8月23日 定価 通常版:14,800円Withサウンドウェア:17,200円 判定 なし ポイント 前作よりボリューム大幅増加一方でテンポは悪化死ぬほど面倒な会議 提督の決断シリーズI / II / III / IV コーエー歴史SLG作品 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 1993年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)が製作・発売した歴史シミュレーションゲーム。 『提督の決断シリーズ』の第2作で、第二次世界大戦を扱ったWW2シリーズとしては『ヨーロッパ戦線』に続く第3作である。 前作がビデオゲームならではの要素を取り入れたシミュレーションゲームとして人気を博したが、それをさらにパワーアップさせた作品。 特徴 シナリオ10本で、内3本がキャンペーンシナリオ、7本がショートシナリオである。 ショートシナリオは、開始前に複数の勝利条件から一つを選び、選んだ勝利条件を達成するとクリアとなる。 なお、シナリオ0「ハワイ作戦」はチュートリアルシナリオとなっており、プレイヤーは日本軍で固定、勝利条件も予め決まっている。 前作で「真珠湾攻撃」を選んで返り討ちに遭った経験者は嫌な予感がしただろうが、本作では反撃してこないため安心して奇襲できる。 前作では1日6ターンで進行していたが、本作では1日を航海フェイズと戦闘フェイズの2フェイズに分けて進行する。 なお、艦隊戦は半リアルタイム戦闘を採用している。委任することも可能。 毎月1日にカードバトル形式の会議が行われる。 会議にはプレイヤーを含む5人が出席し、国政・軍政に関する決定を行う。 隠しパラメータとして各人の不満度が設定されており、不満度が高いと意見が否認されやすくなる。 一人当たりのカード枚数は基本的に決まっており、最初に所持しているカードは完全にランダムである。 基本的に、「海軍が前月の作戦目標を達成」すればプレイヤーに配られるカードが増え、逆に達成できないとカードが減る。 技術力が一定の値に達すると、月末に新兵器が開発される。 1つの艦隊につき潜水艦以外の艦船を8隻まで編成できる。また、陣形は5種類の中から選べる。 艦船の装甲は各部甲板(上部、左舷、右舷、後部)ごとに設定されており、いずれかが0になると沈没する。 基地補給については、物資については前作の「一度補給したら、次の補給は母港からの距離に応じてn日後」から、「一括して月頭1回のみ」との仕様に改められた。 航空機・陸上部隊についてはプレイヤーの操作でほとんどいつでも任意に行える(*1)。 各基地が海軍基地・陸軍基地に分けられた。陸軍師団が占領した基地は陸軍の、海軍陸戦隊/海兵隊が占領した基地は海軍の管轄となる(*2)。 プレイヤーが操作する海軍は、陸軍基地には海軍航空隊を配備できない他、港湾・ドック・飛行場の拡張ができない。海軍陸戦隊を駐屯させることや、艦隊の寄港・補給には問題は無い。 天候が作戦の遂行に大きな影響力を持つようになった。 前作では天候がどうであろうと航空機を出撃させることができたが、今作では晴か曇以外の天候では航空機を出撃させられなくなった。 さらに高緯度地帯では夏は霧、冬は雪が多くなり、東南アジアでは雨季と乾季とで天候の違いが顕著であるなど、地域と季節により天候が大きく異なるようになった。 ただし南半球で12月~3月の間に雪のエリアが出現するなど、細部は詰められていない様子。 2人プレイにおいて、これまでの作品のように1台のパソコンで交互に操作する方法だけでなく、RS-232Cケーブルを用いての通信対戦が可能になった。 後者の場合、相手が行っている行動を予想できないため、スリルある対戦が楽しめる。 また、PC98版限定だがパワーアップキットも発売されている。 4本のシナリオ追加、操作性の改良、母港が陥落すると前作同様に別の基地が新たな母港になるなどの変更点がある。 評価点 前作よりボリュームが大幅に増加した。 神通(*3)・島風(*4)・アルバコア(*5)・ハーダー(*6)など前作では登場できなかった艦船も登場している。 ドイツ・ソ連の艦船も登場。ただし、前者は登場する条件が厳しいためドイツの艦船を拝む事は難しい。 また、艦船の建造・命名も自由に行えるようになった。 航空機も、種類別ではなく機種毎に区別されるようになった。零戦やB-29といった一般人でも知っている航空機ももちろん登場する。 新兵器の種類も前作より多くなり、暗号解読機・酸素魚雷・焼夷弾なども登場する。 なお、レーダー搭載は完全修理ではなく本作で追加された兵装改造で行う。 世界地図も拡張され、インド侵攻やオーストラリア侵攻はもちろん、ワシントン侵攻やアメリカ全土征服も可能である。 ただし、ワシントンは内陸にあるため艦砲射撃ができずワシントン自体も異様に頑丈なため、ワシントンを陥落させるのは非常に難しい。詳しくは賛否両論点で後述。 陸軍師団・陸軍将軍・戦車が登場し、陸軍関連の要素が強化された。 国家元首も本作から登場するようになった。もっとも、出ているのは実際の国家元首ではなく指導者・政治権力者であるが。 ただし、オランダのみ政治権力者のヘルブランディー首相の知名度が日本でほとんどないためか、国家元首のウィルヘルミナ女王が登場している。 1日は2フェイズで進行し、戦闘シーンが簡略化されたのも相まって、テンポは会議を除き前作よりかなり良くなった。 任意の艦隊を委任するか直接命令するかを選べるようになった。 前作では第1艦隊は直接命令・それ以外の艦隊は委任で固定だった。 ボリュームアップされた会議と重厚な雰囲気。 前作でも海軍と陸軍の内輪揉めという要素はあったが、基本的に賛成・反対の二択という単純なものであり、またこの二者が政策の全てを決定してしまうという不自然極まりない代物であった。これに対して、本作は国のトップである総理大臣や経済を担当する大蔵大臣、外務を担う外務大臣といった政策決定に必要な面々がきちんと揃っている。 そのため、本作では陸軍・総理大臣・大蔵大臣・外務大臣と外交政策・資源・資金の駆け引きが楽しめる。 雰囲気にしても、各々の思惑が渦巻く緊迫かつ重々しい空間が表現されている。音楽も秀逸。 不満度というマスクパラメータがあるために、重要事項の主導権を握るべくご機嫌取りに走ったりと、カードゲームの戦略的要素と上手く結びついている。 「裏取引」というカードの存在がその良い例である。他にも時間を進めるために煙草や茶で一服したりなど、リアリティのある演出が光る。 また日本側の総理大臣・東條英機が陸軍出身と言うこともあり陸軍贔屓であり(*7)、逆にアメリカ側の場合は大統領が海軍次官を勤めた経歴を考慮してか、露骨に海軍贔屓など史実としての再現度も高い。 ただし会議については面倒との意見もある(賛否両論点参照)。 だが会議パートがないとあまりにも一本調子であり、いいアクセントになっているだろう。 ただ作戦目標の決定に首相(大統領)はともかく大蔵大臣(財務長官)や外務大臣(国務長官)が口出ししてくるのはどういう理由だろうか。挙句の果てに、会議で決が採れなかった場合に作戦目標を議会に諮るという防諜を全く考えていないグダグダっぷり。 ちなみに会議でバカ勝ちしすぎていると、日本軍プレイでは1年を経ずして米国を降伏させられる。枯渇しがちな物資(特に艦船の燃料と言う意味)と航空機が、数倍規模で海軍に割り当てられるからである(もちろんそのほとんどは本来の陸軍割り当て分をぶんどるのだ!)。適度に勝ち負けを楽しむ事が前提のバランスと見受けられる。 賛否両論点 米国首都・ワシントンの堅牢さ。日本軍でプレイする場合これを陥落せしめることが確実な勝利に繋がるのであるが、ワシントンは内陸基地と言う扱いであるため、艦砲射撃が行えない。 ワシントンを包囲すると、米軍は通常、陸兵を4部隊配置する。が、1部隊や2部隊全滅させたところで、ここは首都であるので、次のターンには部隊を配備され、4部隊に回復してしまう。 このため、航空母艦の量産、周囲の基地を海軍が占領しての(陸軍に渡してしまってはいけない!)超重爆撃機「富嶽」の生産・配備など、十分な準備を整え、航空攻撃と陸上攻撃を集中し1ターンでワシントンに配備されている4部隊を消し飛ばすか、米軍が陸兵を徴兵・配備できなくなるまで削り続けるかと言う壮絶な攻防戦が展開される。 これをうざいと見るか燃えるとみるかは人次第。 パワーアップキット版では日本側の基地の総生産力が1800以上となるとキャンペーンクリアとなるため、ワシントンに手を出す必要なくクリア条件を達成できる。 これとは正反対に、米軍のキャンペーンシナリオは東京を占領するだけで勝利なので、圧倒的に簡単である。全艦隊を一カ所に集めて東京湾奇襲であっけなく勝利できる。 会議を楽しめるプレイヤーならいいが、そうでない場合は会議が非常に面倒。1つの議題を終わらせるだけでも数分かかる上に、議題が外交交渉・作戦目標・予算配分・物資配分・兵士配分と5つ(アメリカの場合のみ、「欧州派兵数」が存在するため6つ)もあるため目立つ。 会議の時間は、ゲーム上では1つの議題につき15分間だが、「延長」で延長されたり「時間稼」で短縮されたりするため安定しない。 無闇に反対したり発言させないようにすると不満度が上がりこちらの意見を拒否されてしまうため、意見を通したい議題以外は賛同して機嫌をとる必要がある。日本でプレイする時は特に気を付けておかないといけない。会議の参加者が持つ不満度はその月限りのものではなく累計されて翌月にも持ち越されてしまうので、月々の積み重ねが大事。 特に予算配分・物資配分・兵士配分あたりはアドバンテージを取れないとかなり厳しくなる。残りも決して無視できる議題ではないが。 会議のコツをつかめれば非常に楽になるが、所要時間の多さは変わらない。 一応会議は欠席することも可能だが不利な結論を押しつけられるため、重要な議題が多いこともあいまってゲーム的にかなり不利になる。そのため、少しでも海軍を有利にするために否が応でも参加することになる。 この欠点は『信長の野望 覇王伝』の論功行賞の欠点(*8)とほぼ同じであり、同じ轍を踏む結果になった。 問題点 潜水艦が異常に強い。本作では基本的に巡洋艦(駆逐艦)による爆雷投下でしか攻撃することができず、爆雷は艦の真下とその周囲6マスにしか判定がないため、攻撃を当てにくい。潜水艦の方は魚雷で遠距離攻撃できるため圧倒的に有利。 海戦を「見る」モードだとさらに強さが増す(*9)。 手動で操作すれば既定の10ターンの戦闘時間内で高確率で戦艦または空母を1隻撃沈でき、運が良ければ2隻もある。そして上記の通り多くの場合自軍潜水艦は無傷である。また、戦艦・空母などより小型高速である駆逐艦にも普通に魚雷が当たるため、駆逐艦隊相手にも全く不利さはない。 一応、前作のように複数の潜水艦による一斉攻撃(*10)はできず、各部甲板がなく耐久力が一か所しかないため命中されると轟沈しやすい欠点はあるが、それでも強力である。階級の高い提督を乗せると能力値補正がかかるためさらに強くなる。また、前作より1ターンあたりの艦隊の速力が増しているので敵母港近辺に潜ませておくとあまり潜水艦戦は発生しない。敵艦隊が横付けしてくる事がほぼ確定している、敵軍が攻略対象としている自軍基地で待ち構える運用になる。 前作と違いショートシナリオで勝利条件を達成するとそのまま終了してしまい、通常シナリオに移行できない。 ただし一応のエンディングは用意されているなど、進歩した面も見られる。 パワーアップキット版固有の問題として、キャンペーンシナリオ「開戦前夜」では同じ日に全ての国に宣戦布告した場合、キャンペーンシナリオの勝利条件『基地の総生産力1800以上』に相手が該当してしまうため、自国にどれだけ戦力が残っていようと開戦初日に自国の敗北でゲームが終了してしまうことがある。 前作では基地のマップは基地ごとに実際の地形に基づいたものとなっていたが、本作ではどの基地も汎用マップとなってしまい、基地が没個性化した。正直基地攻略戦は非常につまらない。 が、「見ない」にするとアテにしていた貯蔵物資や入港するはずの港湾までふっ飛ばしてしまう。プレイ時間効率を取るかゲーム効率を取るか…。 基地が陸軍所属だと自由に命令を出せない。 そう言うゲームであると言えばそうなのだが…。 その上陸軍師団の動きがもの凄く、いわゆるバカである。公式攻略本でも支離滅裂扱いされている程だ(*11)。もっとも海軍陸戦隊も、操作をCPUに任せれば相当にバカである。 パワーアップキット版ではある程度改善されているが、自由に命令を出せるように敢えて海軍で占領することも視野に入れる必要がある。 海戦時のAIのバカさ 海戦の操作を委任してしまうと、空母が敵艦隊に突入し数十機の艦載機を抱えたまま爆沈…と攻略本でネタにされているほどである。 敵艦隊の操作は当然CPUが行うため、やはりお察しである。基本的に直進し離脱を目指してくるため、同等程度かそれ以上の戦力があれば、行き場を遮る丁字戦法(*12)をもってほぼ完封できる。これには何ら高度なプレイスキルは要しない。 委任時に寄港した巡洋艦・駆逐艦が、勝手にロケット弾運用仕様に改装される。こうなると、魚雷攻撃と爆雷攻撃(潜水艦を攻撃するための手段)が行えないにも拘わらずである(*13)。 提督が簡単に死ぬ。艦橋への直撃というアンラッキーはもちろん、砲撃戦で艦隊が全滅すると最後の艦が沈没すると同時に提督も戦死してしまう。さらに提督を乗艦させた潜水艦が沈没した場合は、戦闘時、非戦闘時を問わず死亡する。 会議時もバカさを発揮するAI AIは自分の意見を通す、自分と異なる意見は潰す、使える状況ならそのカードを使ってしまう、の3つが基本的な行動様式であるため、他国との友好度や協定の締結状況を踏まえず宣戦布告を提案したり、残り時間が少なくこのままでは自分の提案が通らないのが確実なのに時間稼ぎを使ってみたり等、プレイヤーから見た場合おかしな行動をとり、プレイヤーがそのとばっちりを受けることがある。 特に首相(大統領)や参謀総長(陸軍長官)は史実での非友好国に対する宣戦布告を提案し続けるため、それまでのプレイヤーの外交努力が一瞬にして水泡に帰すといった状況が発生することがある。 低すぎる上限値によるフラストレーション 毎月の国家収入は予算・物資とも6万が上限。これらは貯蓄できない(「I」では国庫に納められ貯蓄が可能だった。上限値はあるものの非常に高い値であり、全くと言っていいほど不自由はない)。 予算を配分する各項目にも2万、6万と言った低い上限値がある(*14)。 物資収入があまりに向上すると会議でAIがそれに対応できず、明らかに国家にとって不利な分配を提案したりする。 航空隊数にも最大255隊の制限がある。SFC版に至っては152隊が上限という少なさ。 大型空母8隻の艦隊につき32隊。3艦隊作ればもう96埋まる。それに前線基地と後方支援用基地(*15)の分がある。負け戦または均衡している内ならいいが、勝ち戦になり空母も増えてくると簡単に上限に達する。 本作の航空機部隊は、基地・空母とも、単一機種1~20機で構成される「航空隊」単位で管理される。基地航空隊は飛行場規模1につき4隊80機(飛行場規模は最大で2、この場合8隊160機)、空母については搭載数が許せば4隊80機、1艦隊最大640機を運用できる。 偵察機は別勘定である。基地の場合は最大20機(*16)。 偵察機だけの「航空隊」を編成することは出来ない。基地に偵察の機能だけを持たせたい場合でも、偵察機以外の隊を最低でも1つ配備しなければ偵察機を機能させることができないので注意。 低すぎる上限値のせいで嬉しくない新型艦設計 空母に搭載できる戦闘雷爆機は80機まで。余剰分には偵察機しか積めない。このため空母の搭載機は85機程度あれば十分である。しかし日米両海軍とも、開戦時からにこれを満たし十分な速度と防御力を持つ空母が量産可能なのである。 日本軍の大和型弩級戦艦は装甲値合計35(上限36)、対艦攻撃力99(上限)を誇っており、速度も戦艦としては水準以上(*17)。長い技術向上の末に対空攻撃力や速度くらいしか向上できない様では…。 それに次ぐ普通の戦艦・長門型でも対艦83/99、装甲34/36。新設計してもその要である攻防の向上は非常に限定的。 大和型と言うか弩級戦艦を持たない米軍にとっては、弩級戦艦については早めに投入してもいいかもしれないが…。 使い勝手の悪い航空機製造ライン 航空機の生産は、会議後、毎月の頭に、各系統(艦上戦闘機、戦略爆撃機…)について、当月生産すべきものを2機種選抜する。生産ラインを停止された航空機の在庫は全て廃棄され、資源に戻る。 しかしながら、生産ラインを停止した機種が基地・空母に配属中だった場合、その部隊は補充はおろか解散すら不可能となってしまう。うまく全滅してくれればいいのだがなかなかそうも…。 こう言ったグダグダを避けるためには、新型機が登場する前月末までに、生産ライン停止予定の旧式機は全て解散し在庫に戻しておくしかないが、新型機開発のアナウンスは当月頭なのである。かくして初心者プレイヤーは生産ラインがぐちゃぐちゃになるか、やむなく新型機の量産を一ヶ月遅らせるかとなってしまう。 パワーアップキット版では、会議後に限らずいつでも航空機生産が行える仕様となり、この点の問題は解決している。 同盟国の部隊も登場するが、いくつか制限が存在するため使い勝手が悪い。 陸上部隊の場合、所属国の基地でしか補充が行えない。 全滅してしまった場合も自国の部隊と違って再配属されることはない。 ドイツ軍だけは特殊な条件となっており、彼らが登場するかはアメリカの「欧州派兵数」が影響してくる(*18)(*19)(*20)。しかし、同盟を結んでいる日本軍は何の影響も及ぼせない。 国家元首はいかなる状況にあっても人物が変更されないので不自然な光景になることがある。 例えば史実では1945年4月12日に脳溢血で死亡したルーズベルトが1946年以降も存命であったり、ドイツが降伏しても降伏直前に自殺したヒトラーが存命だったりするなど。 同じことは提督にも当てはまる。キャンペーンシナリオでプレイしていると、病死した高須四郎らが生存し続ける。 艦隊の足が早すぎる 前作では、1ターンは4時間であったが、今作では24時間。単純計算でゲームの速度は6倍、双方の艦隊が1ターンに移動する速度も6倍となる。これは、移動中の艦隊を捕捉撃滅する機会が減ったと言え、テンポは良くなったが大味になった。 もっとも、基地攻略に集まった艦隊の群に殴り込めば、海戦自体は発生させられる。 劣悪な艦名入力システム 漢字の読みをマウスで選び、目眩がするほど並んだ候補の中から目を皿にして目的の漢字を探さなければならないという、コンシューマーではありがちだったがPC版としては困ったシステム。 開始時に1回だけ命名すればいい系のゲームとは異なり、建艦のたびに入力しなければならない。 空白のまま決定すれば自動命名となるが、戦艦用・空母用などの艦名が用意されているわけでもなく、全開の違和感。 つまりは漢字変換(IME)を搭載していないまたはシステムにあったとしても利用できない。そもそもキーボード入力自体ができない。 米軍でプレイするならカタカナをクリックすればいいだけなので特に問題はないが。 バグ SFC版では以下の不具合が発生することがある。 空母が1隻以上ある艦隊で敵母港の在泊艦船を砲撃しようとするとリセットされることがある。リセットされるだけならまだ良いが、セーブデータやショートシナリオクリア報酬の勲章まで消えてしまい、ソフトが新品購入時の状態に戻ってしまうことがある。 港が無い基地(ハバロフスク、重慶、デリーなど)や艦砲射撃できない内陸の拠点を艦載機で攻撃した場合、戦闘中は敵ユニットの表示が、戦闘後は画面全体にわたって表示がおかしくなることがある。 亀裂が発生した潜水艦は、ドックのある港に寄港させて修理をしても航行中に亀裂の拡大が原因で突然沈没することがある。これは回避不可能な事象なので、亀裂が発生した潜水艦は放置して代艦の建造準備をするのが吉。 総評 前作よりボリュームや忠実性が増加し、本格的なシミュレーションゲームとなった。 しかし、熱意を込めて実装されたはずの会議については、一部の不興を買った節がある。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/460.html
「だぁうぅ~・・・」 妙な声が腹から出る。多分、俺の腹筋の悲鳴だ、と提督は思った。 鎮守府付属の教練場。彼の身体は青空の下に仰向けに寝転がったまま、起きることさえままならない。 「何情けない声上げてるんですか」 そんな彼を両手を腰に当てて見下ろすのは自他共に認める筋トレ大好き装甲空母、大鳳。inジャージ。 「いや・・・あんまり肉弾戦の得意な提督は・・いないと・・・思うんだよね・・・」 「だったらもう終われば良いじゃないですか。やり過ぎは毒ですよ」 息も絶え絶えな提督に、困った顔で正論を説く大鳳。 ランニング、柔軟、腕立て、背筋、そして腹筋。初夏の早朝、二人だけの朝練を始めてもう一ヶ月になる。 朝寝が大好きなこの怠惰な提督にしてこんなにも続いているのは、小柄で可愛いこの艦娘と一緒だから、とかそんな不純な理由からではない。 だからといって心身ともに鍛え上げ、軍人としての自己を見直したい、とかそんな清純な理由でもない。 「・・・そんなにも魅力的なご褒美ですか。あれが」 「無論」 そうだった。俺には休んでいる暇などない。 そう思い返した提督は多少息をついたところで、既に限界を二周くらい超えた腹筋の抗議を無視して再び上半身を持ち上げ始める。 呆れ顔の大鳳は、なぜだか少し頬を染めていた。 「297・・・298・・・299・・・」 あと一回。死んでもいい、持ち上がれ俺の身体よ! 「・・・・・・300!!やった!!見たな大鳳!!アイメイドイット!!!」 「・・・はいはい。お疲れさまでした。見てましたよ、約束も守りますからそんな騒がないで」 両手を上げたままゆっくりと背後に倒れた提督に、軽くため息をついて手を貸す大鳳。今日あたりの目標到達を予想してくれていたのだろう、呆れたようなその表情の奥には-- がんばったね、という不肖の弟子を温かく讃える気持ちがあった。 腹筋300回到達で、自分と一緒に朝のシャワーを浴びる権利。 この怠惰な男の腹筋を割ったのは、半分冗談で口にしたそのニンジンだった。 「ん・・・くすぐったい・・・」 ドック施設付属の、朝のシャワー室。本来は一人用の、間仕切りで仕切られたその中に、男女二人の姿があった。 心地よいお湯を弱めに出したまま、白い泡に包まれた大鳳の小柄な裸体を背後から弄ぶのは、同じく裸の提督の手。 「じゃ。背中を流させてもらおうかな」 「はぁ・・・提督・・・ちょっとだけ、ですからね・・・?」 提督の手が、立ったままの小さな白い背中を流す。 その手はやがて背中から白い首筋へ移動してこしこしと洗い、そのまま正面、胸元へゆっくりと下りる。ふぅ、と熱いため息が彼女の唇から漏れた。 抵抗が無いのを確かめるかのように小さな胸元を軽くなぞった手は一旦引き、今度は彼女の両方の脇腹を撫ぜ、脇の下をこする。 「もう・・・背中だけって・・・」 困ったような表情を浮かべた大鳳は、それでも抵抗することなく両腕を上げたまま。 やがてぬるぬるの両手は白い柔肌を滑りながら前へと移動し、少々未発達な少女の胸を下から直接揉み上げた。 「・・・っ、提督、そこは・・・」 「実は前から服の間に、こうやって手を突っ込んでみたかった。まさかハダカに直接触れる日が来るとはね」 「・・・っ・・・へ、変態、ですか・・・っ!あ・・・っ!」 色づいた先端部を指が滑った瞬間、ぴくん、と大鳳の身体が跳ねた。敏感な先端は、若い男の手が全身を滑る感覚に既に強く自己主張を始めている。 その反応に笑みを浮かべた提督が、手のひらで大鳳のこりこりの胸先に触れはじめた。 「はぁぁぁっ、・・・っく、・・・ちょ・・・っ!もう・・・そこばっかり・・・触りすぎ・・・っ!」 「洗ってるんだよ。君だって汗をたくさんかいたろ?」 「・・・もう・・・」 見た目は小柄だが大鳳とて子供ではない。 ご褒美という形で、一緒にシャワーを浴びるという以上、興醒めにならない程度のサービスは覚悟の上だ。が-- 「まったく・・・こんな身体のどこが良いんですか。女らしさなんて全然無くて」 「触れるのは初めてだけど。好きだよ、大鳳の身体」 「--!」 続いて下腿部を洗いながらの、自分のコンプレックスを吹っ飛ばすようなまっすぐな台詞に、思わず顔が紅くなる。 --心まで惹きにくるとは、思っていなかった。 「女の子らしい柔らかな肌があって、その下にはしっかりと鍛えた四肢がある。真面目な大鳳だけが維持できる、最高の身体じゃないか。とっても健康的で、たまらなく魅力的だ」 ふにふにとお湯に濡れた二の腕やふとももの感触を楽しみながら、提督が囁く。 「そ、それは・・・褒めすぎ、ですよ・・・」 「いやいや。本当に、最高に好きだよ。俺の装甲空母さん」 互いに裸のまま、背中からぎゅっと抱き締められ頭頂部にキスをされた大鳳の気持ちが、大きく揺らぐ。 ・・・違う違う。ちょっとえっちな悪ふざけをしてるだけで、気持ちで繋がろうなんて気は向こうには・・・ 「可愛いこの胸も、このお尻も。艦隊の誰よりも魅力的でさ」 「嘘・・・!・・・はぁっ・・・やめて・・・下さい・・・!」 耳に吐息と共に感じる男の声が心を震わせ、泡のついた大きな手が胸乳や尻肉を滑るたび、ぞくぞくとした何かが背中を駆け上がり大鳳は小柄な身体を悶えさせた。 --いける。いまなら、魚雷一発で撃沈いける。 何らかの確信を得た提督の手が、至高の弾力に小さくふるふると揺れる小尻の割れ目の下から、大鳳の秘密の弱点へ伸び-- 次の瞬間。 「--はい、おしまい。この先は・・・」 自慢の筋力で以外にもガッチリと提督の手をとった大鳳は、驚いて固まった提督に笑顔で無慈悲な言葉を続けた。 翌日早朝。鎮守府付属の運動場。 「どうしたんですか提督?まだ二十回もいってませんよ?ギブアップですか?」 「ぬうぅぅぅ~~!」 楽しげな笑みを浮かべた小柄な大鳳を背に座らせて、ぷるぷると腕立てに励む提督の姿があった。 背中に当たる尻の感触など楽しむ余裕があったのは、最初の数秒だけだった。 腕立て150回で、本番1回。 あの魅力的な裸体を目に焼き付けてしまった以上、退けるはずがない餌。 男の悲しい本能が、彼を更なる闘争に駆り立て、暫くは書類にサインもまともに書けない日々が続くのであった。 頑張れ提督、負けるな提督。 装甲空母を嫁に戴く、その日まで。 (Fin.) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/431.html
378 :353:2014/06/08(日) 23 23 57 ID T7DM3MSA 流れぶったですいません。 飛龍できたので投下します ※鬱です。 ※艦娘の記憶についてと多聞丸の扱いについて独自設定があります。 戦争が終わってもう随分経った。 あの日、共に戦い続けた艦娘達も今はもう鎮守府を離れ、それぞれの戦後を生きている。 あの日、命がけで守った平和は一応今も続いている。 あの日、拠点であり家であり故郷だった各鎮守府や泊地はその多くが閉鎖されるか縮小されるかした。 そんないつもならば訪れる者などほとんどいない場所に、駅前で拾ったタクシーに乗り、一人の老人が降り立った。 運転手はこの手の客を乗せるのが初めてではないのだろう。 行き先を聞いて老人の目的を察すると、いつものように饒舌に話すわけではなく、ただ粛々と車を走らせた。 タクシーから降りた老人は、一人開放された敷地に入っていき、その中央にある大きな石碑の前で止まった。 『英霊碑』石碑にはそう刻まれている。 先の戦いで死んでいった者達を祀ったこの石碑は、その根元を無数の献花が覆っている。 「なんだ。蒼龍も来ていたか」 老人は献花のうちの一つを見てそう呟いて膝をつき、静かに目を閉じた。 老人がまだ青年だった頃、人類は深海棲艦との戦争を続けていた。 青年は当時対深海棲艦の中核戦力であった艦娘を指揮する提督となり、その規模は徐々にではあるが大きくなっていった。 飛龍はその時に彼のもとに現れた。 明るく朗らかな彼女は、当時は提督もさることながら蒼龍にとっての大きな目標であった。 目指すというより出会うという事が目標だったが。 かつての相棒との再会した彼女の喜びは一際大きなものだったに違いない。 ましてや、 「ゴコウセンガーゴコウセンガー」 「そんな事よりボーキ食べたい」 「瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!(以下ルイズコピペ)」 こんな癖の強い正規空母において数少ない常識人であった蒼龍にとって、 飛龍の存在はただの相棒以上に心休まるものであったとも言える。 そしてまた提督にとっても、快活で気安い飛龍には蒼龍同様の思いを感じていた。 その思いは提督の中で次第に大きくなっていき、徐々に変質を始めてもいた。 提督は女に縁がない。 というか、女に縁がなければ軍人になどならない。 提督が提督になった頃はそんな風潮だった。 実際この提督も懇ろになった女性など一人もいなかった。 そして巷間で語られるほど一人でいることが苦痛ではなかったため、 興味がないといえば嘘になるが、必死になるようなつもりもなかった。 そういう相手が出来て結婚するならそれはそれ、しないのならそれはそれ。 この程度の考えであって、伴侶の有無の差などそれこそ近所の定食屋の日替わりメニューの差ぐらいにしか考えていない。 いや、いなかったと言うべきか。 「飛龍。今日はもう休んでくれ。お疲れ様。明日もよろしくな」 ある日の夕方、提督は飛龍にそう言って下がらせた後、一人になった執務室で彼女の淹れてくれたお茶を啜っていた。 大して柔らかくもない背もたれに体を預け、オレンジ色に染まった天井をぼうっと眺める。 それがいつからかは分からないが、提督は飛龍に惚れていた。 明るくて気安くてよく気が付く、こんな女と仲良くなれたら楽しいだろうと思わせるものを飛龍は兼ね備えていた。 秘書艦になった彼女は、提督にとっていつしか心の支え以上の存在になり始めていた。 しかし同時にこんなことも思う。 (他の男に気の向いている女など抱いても惨めなだけというが……) 提督がかつて、妻に逃げられた知人から聞いた言葉だった。 その人物曰く、そんなのは人形を抱いているのに等しいという。 提督はこの言葉を思い出す度に自分の思いが報われない事を思い知るような気がした。 飛龍はことある毎に『多聞丸』という名を口にする。 蒼龍によれば、飛龍がまだ普通の空母であった頃に指揮を執っていた提督の名との事だ。 蒼龍もその人物の事は知っているし、同じく普通の空母であった彼女に乗っていた時期もあるという。 ただし、船であった頃の記憶は艦娘によって異なるようであり、記憶と言うより記録に近く、年表を丸暗記しているような感覚である者がいたり、 反対に明確な体験として焼き付けられている者もいる。 蒼龍は本人曰く前者に近いそうだが、飛龍はその言動からして後者である可能性が高い。 もしそうであった場合、その多聞丸なる人物の事はどのように記憶しているのか。 ただの上官か、戦友か、父か、息子か、或いは― (人形に恋することも無い) そこまで考えて、思考を強制的に打ち切った。 きっとそうだという思いと、違っていてほしいという思いとが提督の中でせめぎあい、それから逃げるようにその結論に至る。 恋い焦がれるというのはこういうものなのかと思いながら。 そして翌日の夕刻。 いつもと変わらぬ執務室。いつもと変わらぬ飛龍。いつもと変わらぬ提督。 「提督?」 「うわっ!」 ふいに、飛龍が提督の顔を覗き込む。 「何か考え事?」 「あ、いや。何でもない」 「ふぅん」 (人形を抱いても虚しいだけ。人形を抱いても虚しいだけ……) 提督は昨日からずっとそれを自分に言い聞かせていた。 そして何度も言い聞かせねばならぬという事は、それだけそれに反対する思いが強くなっているという事でもある。 欲しい。目の前の娘が。例え自分に心がなくとも。ただの一度、それだけでいい。 だからこそ飛龍の一言が提督の中で大きなものとなった。 「提督。私でよければ相談に……」 「相談……か」 大きなため息を一つ。 決心する。 「実はな飛龍」 「なに?」 「……好きだ。お前が、俺は、とても」 覚えたての言葉のようにただ単語を羅列するが、意味は十分伝わっただろう。 一瞬きょとんとした飛龍が、耳の先まで真っ赤になっているのがその証拠だ。 「えっ!?あ、あ、あのっ……。どうしよう。参ったな……」 しどろもどろな飛龍はやがて、大きく深呼吸を一つ。 「その……提督?」 自分の聞き間違いではないことを確認するかのようにゆっくりと尋ねる。 「あの……好きって、その……私が?」 無言で頷く。 それから数時間後、日が沈んだ執務室に二人はまだいた。 二人の間には小さなコップが二つ置かれ、酒が注がれたそれをままごとの様に口に運ぶ。 火をつければ燃えるぐらいの度数はあるはずのそれも、今は水の様にしか感じない。 「美味いな」 ただ台詞のようにそう言う提督に、飛龍は伏し目がちに頷く。 コップがすぐ空になったが、次を注ぐようなことは無い。 「もう、いいか?」 提督の問いに、今度も頷く。 飛龍も子供ではない。このままごとの終着点が何かなど分かっている。 そして、その終着点にすでに辿り着いたことも。 膝で体を進ませた提督は静かに、しかししっかりと飛龍の両肩を抱きしめ、唇を合わせる。 柔らかくて温かい飛龍のそれが提督の舌によって開かれ、侵入したそれを飛龍のそれが出迎える。 二人の舌は絡み合い、味わいあって、離れ際につうと一筋の糸を引く。 「飛龍、お前の心はどこにある?」 唇を離した提督は、飛龍に尋ねながらしかし、その答えを先に封じる。 「いや、答えなくていい」 「……多聞丸は、私の象徴です」 振り切って口をついたそれは飛龍の心遣いか、或いは本音か。 どちらにせよ、提督にとっては十分な答え。 「……そうか」 多聞丸は飛龍の象徴。 上官でも戦友でも父でも夫でも息子でもなく、象徴。 象徴とはつまり、AなくしてBなしというもの。 多聞丸なくして飛龍なし。 「それでいい」 「えっ?」 上官や戦友や家族ですらない象徴。 その答えが思いつかなかった提督と、その次元にいる多聞丸。 これはつまり完全敗北という事。 そしてその事実が、かえって提督の迷いを断ち切った。 (どの道敵わないと思っていたのだ。これでいい) そう結論付けて飛龍を押し倒す。 (どうせ敵わないなら、心置きなくできるというものだ) それはつまり人形を抱くという事。 虚しいはずのそれが、今はとても魅力的に見える。 自分の下にいる飛龍を覗き込む。 はだけた胸元からうっすらと汗ばんだ白い肌が露わとなり、形の良い二つの膨らみに手を伸ばすと、 柔らかなそれは指の形に合わせて姿を変える。 「あっ……」 飛龍の口から艶っぽい声が漏れる。 提督は掌全体で揉みしだき、それに合わせて乳房の形は変わり、またそれに合わせて飛龍も声を上げる。 「あっ……うんっ。あっ、ああっ……あん!はぁ……はぁ…ああっ!」 徐々にではあるが、飛龍の声に荒い息遣いが混じるようになってきはじめた。 提督の手が離れても二つの乳房は荒い呼吸に合わせて上下し、汗ばんだ体は先程よりも遥かに色香を放つ。 やがて提督の指が胸から上へと滑り、はだけた着物を肩から脱がせてゆく。 上半身を剥かれた飛龍は提督に抱き起されると、されるがまま、ただその腕に抱きしめられながら再度の口づけを交わす。 提督はそのまま抱きしめた腕を一度ほどき、飛龍の腰に手をやると丁寧にその短い袴を脱がせていく。 シュル、シュル、と衣擦れの音だけが響き、下を自分に向けて露出させた提督は、今度は自分のズボンを下ろし始める。 互いに似たような格好になった二人は、口を合わせたまま抱き合い続けている。 自分の腕の中に飛龍がいるという感覚を提督は存分に味わおうとしていた。 兵器とは思えぬ細い腕と、ともすれば華奢とも言える細い体。 抱いたら壊れてしまいそうな飛龍はしかし、今の提督にとってはいかに貪っても貪りきれないほどに大きな存在となっている。 互いに抱き合った姿勢のまま口だけを離して提督は飛龍を自分の上に乗せ、そのままゆっくりと挿入する。 心地よい温かさの膣内は、包み込むように提督の一物に張り付いてゆく。 「うっ……くひっ!」 飛龍が声を上げ、それに合わせて提督が動くと、その動きに合わせて一物が振動し、その度にまた膣内を新たに刺激されて飛龍が声を上げる。 「ううっ!ふあっ、ああっ……ひいん!」 声を上げながら提督の背中にまわした腕に力が入る。 「……行くぞ」 湿った膣内で一物がぬるりと動き、その主は飛龍の耳元でそう告げるとぐっと奥に向かって動かし始めた。 「えっ……!?ふぁああっ!?あひ、ひぃ、ひぃぃん!!」 飛龍の声が一際大きく響く。 二人の間にぬるぬると血が流れ、潤滑油のように広がっていく。 「あああああっ!!くううっ、あっふぁああ!」 叫びながら、飛龍の腕は更に強く提督にしがみつく。 「ひはっ、提督っ、提督ぅぅ!ひゃ、ひゃああ!!」 最奥部に到着した提督の一物を飛龍の体はしっかりと咥え込み、提督にも一呼吸ごとに刺激を与え続ける。 「くふっ……飛龍っ!」 「はぁっ……はぁっ……!!提督、ていと……ひゃ!?」 脈動する提督とそれを離さない飛龍。 「ふああっ!提督っ!!ふぁああああああああ!!」 ほどなく絶頂を迎え、二人は生気が抜けたようにその場に崩れ落ちた。 ぼうっとする頭で、提督は何度も唱え続けた念仏を反芻していたが、不思議とその虚しさすら心地よかった。 そこには一抹の寂しさとその何倍も大きな満足感があり、 しかしながらこれまで抱えていた焦がれるような思いは嘘のように消えてしまった。 飛龍への愛おしさは前と変わらず、むしろ前にもまして強くなっているのに、今日の昼までのようなたまらない感じはもうなかった。 飛龍の体だけが欲しかったのかと問われれば断じて違うと否定できる自信はあるが、 それでもかつてのような飢えにも似た強烈な衝動は無くなっている。 そんな提督の思考は、隣に寝転がっている飛龍の一言で打ち切られた。 「はぁ……はぁ……たまには…」 「うん?」 「たまには……ね」 「ああ。そうだな」 二人で並んで天井を見ながらそんな事を話した。 事実、この日から何度か二人は体を求めあう関係となった。 昼はいつも通りの提督と艦娘として、夜はお互いを求めあう関係として。 昼には飛龍はそれまで通り提督に接していたし、蒼龍や他の仲間の前でも同様の立ち居振る舞いであった。 提督もまた同様に、まるであの夜は何もなかったかのように振る舞っていた。 そして、ある穏やかに晴れ渡った日の正午。提督はたまたま蒼龍を旗艦に据えて出撃し、その戦いで飛龍は沈んだ。 誰に恨みを言う訳でなく。誰に未練を残すでなく。 その名の通り空を飛ぶ龍のように、提督の元から飛び去ってしまった。 残された提督と蒼龍は、鎮守府に戻ってから泣いた。 飛龍のいなくなった執務室で、二人で泣いた。 戦争が終わったのは、それから暫くしてからだった。 老人は懐からあの日酌み交わしたのと同じ酒のポケットビンを取り出す。 (なあ、飛龍。俺を恨んでいるか?俺を酷薄だと思うかい?) 飛龍が沈んですぐ、後を追う事を考え、提督と言う立場上自由に死ねないという事を理由にして彼は生きた。 だが、戦争が終わって四十年が経とうとしている今までに提督ではなくなったし、結局独り身だった彼には気がかりなものは無かった筈だった。 (結局俺は怖かっただけだ) 死の恐怖に怯え、それから逃げながらも後ろめたさを感じてきた人生だった。 老人は両手を合わせ、静かに祈りを捧げる。 普通、戦死した艦娘には遺品はおろか遺骨の一つ、遺髪の一本すら残らない。 あの日二人で交わした酒の瓶だけが、遺品代わりに老人の家に祀られている。 その瓶に毎日捧げた祈りを、再び捧げる。 (多聞丸さん。私はあなたを存じ上げませんが、もしその姿の飛龍を知っていて、私の思うような関係であったのなら、どうかその娘を責めないでやってください。 彼女はこの酷薄で臆病なクソッタレの間男に弄ばれただけなのです。その責めがいかなるものであってもこの間男が受けるべきなのです。 ですからどうか、飛龍にご慈悲を) あの日と同じ正午を告げるラッパが、あの日と同じ穏やかに晴れ渡った空に響いた。 終 +後書き 386 :353:2014/06/08(日) 23 52 23 ID T7DM3MSA 以上スレ汚し失礼しました。 また、昨日中に投下できず申し訳ありません。 多聞丸の扱いが難しかった(粉蜜柑)。 無理やり押し倒せばいいことに投下しながら気づいた。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/